遺品整理や生前整理はご自身が動けるうちにやる
子供や親戚、孫にまで迷惑がかかることも
【はじめに】
みなさんこんにちは、今回は遺品整理を始める方にちょっとでも役に立てばと思いこちらの記事を書いてみました。遺品整理、生前整理など始める前に読んでいただければ幸いです。
【遺品整理・生前整理】
遺品整理は故人の思い出の品をお片付けする、とてもつらい作業になります。ですが、このままにしておくといずれ子供や親戚、孫にまで迷惑がかかるかもしれません。なので少しづつでもお片付けを進めておくことがとても大事になります。捨てるのではなく、リユース、リサイクルなどを行い、特に思い出がある品は、お焚き上げをして気持ちの整理をしながらお片付けを進めていきましょう。
お片付けは誰がやる?
遺品の数や物にもよりますが、1部屋分であればご自身やご家族のご協力で行うことが出来ます。ご協力が得られず、処分品が大量にある場合やアパートなど賃貸で時間が無い場合はすぐに業者に見積もりを取って費用を聞いた方が良いでしょう。また、お焚き上げ供養する品やリサイクル出来そうな品が多数ある場合などは一括で行える業者に任せた方が手間もかからずお片付けすることができます。
ご自身(身内)でやるには?
・作業する日程を決める
・賃貸の場合はいつまでに退去するか決める
・残す物と処分するものを決める
・故人が住んでいた市のゴミ処理の方法を聞く
※住んでいる市によってゴミの処分方法が違うのでよく相談した方が良いです。ゴミを出してもゴミ収集車が回収しないでそのまま放置されてしまう事があります。
・ゴミ袋や手袋など必要な道具を用意
・市の処分方法に従って仕分ける
・仕分けたゴミ袋を指定日に出す
・市のゴミ処理場で廃棄できない家電品や大型家具を処理できる場所を探す
・大型家電や家具の運搬用の車を用意、またはレンタルする
・冷蔵庫やテレビ、エアコンなどを処分する場合はリサイクル券の購入
・賃貸の場合は備え付け品以外の物を外す(エアコン、照明などが後付けの場合がある)
細かい物を入れるとまだたくさんありますが、作業時間が結構かかります。また自分で遺品整理をする場合でも、ゴミの処分料や、リサイクル家電の回収費用、交通費なども調べていた方が良いでしょう。
業者に任せる場合
・見積もりに来てもらう
・残す物と処分するものを伝える
・作業予定日を決める
・作業をしてもらう(2tトラック5台分の物量なら通常1日作業)
・お支払いをして終了
業者に依頼をすると1,2日で見積もりから回収まで出来てしまいます。ですが、ご自身でやる時よりも費用がかかる為どれくらいの費用になるのか、まずは見積をしてもらいましょう。また、ホームページを見ると色々な業者があり「1部屋〇〇円」と書いてありますが、あくまで目安なので正確な料金は、作業をする場所や荷物の量で大きく変わるので後のトラブルを回避するためにも見積もりを必ず行ってください。そして作業後に合意なしで料金が変わらないように見積書を必ずもらいましょう。
業者に頼むときのメリット、デメリット
☆メリット☆
・短時間で全てお片付けすることができる
・分別、リサイクル券購入など全て任せられる
・大型家具、家電品の運び出しを任せられる
・不要な物もリサイクルしてもらえる
・買取業者を探さなくても、買取も同時に行える
・遺品の供養も出来る
・その後の相談もできる(ハウスクリーニング、リフォーム、売却、解体など)
★デメリット★
・費用がかかる
・他人に遺品を触られる、部屋を見られる
・あっという間に片付くので気持ちの整理が付かない
・自分のペースで行えない
このようにメリット・デメリットがあり、処分するものが少量だったり、特に急いでいない場合はご自身で行った方が費用もかからず、気持ちの整理をつけながら作業が出来ます。処分量が多い、時間がないなど迷ったときは一度業者に相談してみてください。見積もりはどこの業者も無料で行っています。
業者探しの注意(インターネット検索時)
パソコンやスマートフォン1つで色々な検索が出来き、必要なワードを入れて検索するとすぐに情報をくれる便利な物ですが、これを利用した裏技があり、インターネット広告会社に広告費を払うと上位に検索が出てくる仕様になっています。多くの業者が「遺品整理」の受付を行うだけの会社で、実際に作業を行う会社は別の会社になります。なので、受付する会社と実際に作業を行う会社の2社が間に入るため、料金が高かったり、お客様がお伝えしたことが現場に伝わらないことがあります。
安心できる会社を選ぶには、検索時に広告だけではなく、広告抜きでも上位に入るような業者様を選び、さらに自社で作業を行える工場や倉庫を持っているか、事務所しかないような会社は受付だけの可能性があるのでご注意ください。会社概要など確認してからお問合せするようにしましょう。
最後に
今回は遺品整理、生前整理を始める方にちょっとでも役に立てばと思いこちらの記事を書いてみました。また役立つ情報等ありましたら書いていこうと思います。