ガラス割りのこと

弊社での分別作業の一つにガラスの分別があります。

廃棄とする食器棚は、木くずとガラスに分別しています。

木くずは燃料チップに、ガラスは埋め立て処分にと、行き先が異なるためです。

そこで、食器棚などからガラスを取り外す作業を、自社内で行うのですが、ガラスを手っ取り早く木枠から外すのには割ってしまうのが一番早い。

一般の人は通常、ガラス類を割る経験が無く、またガラス類を割る事は悪い事として認識してる場合が多く、うちに入りたてのアルバイトさんなどはどうしても割ることができません。

自分では思い切りガラスにトンカチを打ち付けているつもりでも、どうしても手心が加わってしまうようで、力が緩んでガラスが割れないようです。

慣れてくると、思い切りよく割れるようになるのですが、その感覚を掴むのがしばらくの間難しいみたい。

アルミサッシのガラスなどは、慣れてくれば道具を使わず、手で割れちゃうのですが、これも新人さんには難しく、窓ガラスを割るという感覚が悪い事として、無意識に力をセーブしちゃうみたいなんですね。

無意識の部分を変えるのには、少しだけ時間が掛かります。