特殊清掃のDVD「サンシャインクリーニング」のこと

ずっと前、購入したDVD「サンシャインクリーニング」を昨日観てみました。

殺人現場や自殺現場などの清掃=特殊清掃を行う映画なのですが、中々面白く観れました。

今日の仕事が特殊清掃案件だったもので、思い出してDVDを見てみたのですが、仕事上分かる話がいろいろありました。

物語の中で、主人公の女性が同窓会の集まりで、自分の仕事を聞かれた時のセリフが良かったので、今日改めて観なおしてしまいました。

「深い悲しみの出来事があった時に、人々の人生を支える仕事よ」

「大切な人を亡くしたのですもの。私たちが手を貸してあげる」

「とても小さな事だけど、力になれるのよ」

そう。時々、自分自身の仕事ぶりを見返さないと、私も道に迷ってしまう事があります。

どうして遺品整理なんていう、臭かったり、埃にまみれて、大変な仕事をしてるんだろ?

必死に毎日勉強しているのは、失禁した布団をお片付けする事ためにしているのか?疑問に思うことが度々あります。

でも、アンケートのお礼のはがきや、実際に私どもの仕事に感謝して、目の前で泣かれたケースも数多く、DVDのセリフのように「とても小さな事だけど、力に」なれて居るのでは無いかと思います。

DVDであるように、私らの行っているのは、「深い悲しみの出来事があった時に、人々の人生を支える仕事」です。

たまに思い返して、かみ砕いて、反芻して、体にしみわたらせたいところです。